迷い道

結婚相手から罠をかけられた。奈落に落ちてヒロにあった。ヒロは見違えるようないい女になっていた。再び舞台に戻り捨てられた謎に迫る。


迷路2

「社長室に入ってください」
 社長秘書がノックをして声をかけてくる。水野は朝からエヌ社長に上場チーム部長を連れて会いに出かけてた。未公開株の調査を依頼したのだ。これに対して現在主幹事の専務も了解した。これは出来レースだ。私はようやくタクシーに乗って杖をついての出社だ。
 社長室の円テーブルに年配の客が7名並んでいる。私は杖を置いてその端にかける。テーブルには座っている人たちのために肩書を書いてある。テレビ局の社長に銀行の副頭取と大物がそろっている。
「ライブのグループを調査した最新の組織図です」
 社長がパソコンで映し出したホワイトボードに指をさす。ライブに上場会社が3社に証券会社、ネット銀行と7社がつながっている。エヌも赤い色で入っている。ライブのところから矢印が出ていて横文字の会社がアルファベットで4社並んでいる。
「どうも資金は一度アルファベットの会社に潜ってライブに戻ってきているようだ」
「未公開株のお金もですか?」
「そうだ。このSという会社があの君のリストのホステスたちに貸し付けをしていて回収している」
「そこが一番グレイだな」
 この人はネームプレートに何も書いていない。
「そのSの資料をいただけませんか?」
「また入院することになるぞ」
「まずSを攻めよう。兵頭君に後でSの資料を出そう。だがこれは地検の資料だから誰にも見せるな」
 どうもとてつもないグループがライブを狙っている。









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テーマ : ミステリ    ジャンル : 小説・文学
  1. 2017/05/09(火) 06:45:25|
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yumebito86866

Author:yumebito86866
夢人です。これは『空白』に繋がる作品ですが、これは段ボール箱の住人ではありません。今回書下ろしで書き始めました。ここに登場する人物はみなどこかで触れあった人物ばかりです。そして知った事実がこの小説を書かせました。

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