迷い道

結婚相手から罠をかけられた。奈落に落ちてヒロにあった。ヒロは見違えるようないい女になっていた。再び舞台に戻り捨てられた謎に迫る。


迷路3

 さすがにスーパーチームを持っている。迷路の中で新しい光が見えた。
「悪いな運転をさせて」
「いやひさしぶりのワクワクする事件ですからね」
 ワゴンを神部が運転する。後ろに助手が乗っている。
「このSは新橋の雑居ビルにありますね。助手にマイクロカメラつけて潜入させます」
 車を停めると、助手は商店主の格好で車を降りる。1階からピンサロが続き5階から貸金業が続く。Sは最上階の9階にある。助手は9階で降りるとドアを開ける。カウンターもなく事務机が並んでいて3名がパソコンをしている。
「どちらの紹介ですか?」
 30歳過ぎのホステスのような女が社長室から出てくる。
「お金を借りに」
「ここは一般の貸し付けはしません。借入なら下の階にどうぞ」
「ここに金融の看板があるじゃないか!社長に会わせてくれや」
 助手ががんばる。
「私が社長です」
と言うと同時に隣の部屋からサングラスをかけた男たちが出てくる。
「取り立て屋のようですね」
 神部が引き下がれと言っている。助手は腕をつかまれ大人しく追い出される。
「この男たちの顔をアップしてくれ」
 この中に車をぶつけてきた助手席の男に似ている。顔に切り傷があった。
「ある!」
ということはやはり畠山は単独で動いたのではなくライブの会長の指示だ。
「もっと調査を頼みます」
 ライブには表の顔と裏の顔があるのだ。畠山はそこまで会長に取り入ったのだろうか。





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テーマ : ミステリ    ジャンル : 小説・文学
  1. 2017/05/10(水) 06:43:04|
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yumebito86866

Author:yumebito86866
夢人です。これは『空白』に繋がる作品ですが、これは段ボール箱の住人ではありません。今回書下ろしで書き始めました。ここに登場する人物はみなどこかで触れあった人物ばかりです。そして知った事実がこの小説を書かせました。

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