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迷い道

結婚相手から罠をかけられた。奈落に落ちてヒロにあった。ヒロは見違えるようないい女になっていた。再び舞台に戻り捨てられた謎に迫る。


邂逅7

 女記者の週刊誌を手に久しぶりに警視庁の玄関に入る。部長のネームの部屋のドアを押す。制服の岬が別の顔で私を迎える。吉井組長と会った夜中岬は筋肉の鋼のような体で私に絡みついていた。
「畠山の遺体を日本に移送した」
 部長は俯いたまま資料に目を通している。岬はパソコンに検死報告を映し出してこちらに向ける。胸の空いたドレス姿の岬を見慣れているので制服が浮いて見える。
「週刊誌にすっぱ抜かれたが元々君の情報だからなあ。検死の報告を簡単に説明したまえ」
「毒殺だと思えますが、指が右手で3本、左手で2本、根元から切断されていました」
 やはり拷問をしてUSBを出さした。だが畠山は原本を残していた。
「そちらはどこまで証拠を握っているのか?」
「ある程度」
「どこまで出す?」
「ライブの会長を追い込むために少し時間をかけたいのです」
「ライブの会社は?」
「グループの編成を行って生き残りにかけています。吉井組まで挙げる予定ですか?」
「オレオレ詐欺の頭は挙げたが組にまでは無理だ」
 パソコンの画面に畠山の欠けた指が写っている。彼奴も欲をかきすぎたのだ。元々は気の小さな男なのだ。
「今日すでにライブの会長を呼んでいる」
「任意ですか?」
「逮捕だよ」
「容疑は?」
「株価操作の指示だ」
「これについては現在のネット証券の社長から畠山がライブの会長から株価操作の指示を受けていた証拠を出しています」
「その逮捕の間にある程度の殺人示唆の証拠を出せと言うことですね?」









 
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テーマ : ミステリ    ジャンル : 小説・文学
  1. 2018/08/03(金) 06:49:20|
  2. ミステリー
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Author:yumebito86866
夢人です。これは『空白』に繋がる作品ですが、これは段ボール箱の住人ではありません。今回書下ろしで書き始めました。ここに登場する人物はみなどこかで触れあった人物ばかりです。そして知った事実がこの小説を書かせました。

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