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迷い道

結婚相手から罠をかけられた。奈落に落ちてヒロにあった。ヒロは見違えるようないい女になっていた。再び舞台に戻り捨てられた謎に迫る。


振出4

「確かに雄介だな」
 髭の寿司屋の店長が頷いている。
「三郎か?」
 高校の同窓生だ。
「家を継いだのだな?」」
「ああ。ところでまだ分からないのか?」
「何が?」
「こいつだよ」
とチェリーを指して言う。
「よく顔を見てみろよ」
 ビールを入れたチェリーに向かって店長の三郎が笑って言う。だがそれ以上は口を挟まず寿司を握っている。どうも話ができているようだ。
「ヒロか?」
 記憶が蘇ってきた。博と言ってヒロとそのころ呼んでいた。高校を卒業してもよくネットカフェでたむろしていた。そのネットカフェの店長の連れ子でいつの間にか仲間に交じっていた。
「そうよ。18歳で女になったの」
「あの日はアナルに入れたのか?」
「よかったよ」
「何か微妙だな」
「覚えている?雄介や三郎のグループでは私のフェラは人気だったはずよ」
 そうだそんなこともあった。自分の中でヒロとチェリーを同一視できない。


















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テーマ : ミステリ    ジャンル : 小説・文学
  1. 2019/03/28(木) 07:00:06|
  2. ミステリー
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Author:yumebito86866
夢人です。これは『空白』に繋がる作品ですが、これは段ボール箱の住人ではありません。今回書下ろしで書き始めました。ここに登場する人物はみなどこかで触れあった人物ばかりです。そして知った事実がこの小説を書かせました。

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