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迷い道

結婚相手から罠をかけられた。奈落に落ちてヒロにあった。ヒロは見違えるようないい女になっていた。再び舞台に戻り捨てられた謎に迫る。


暴露7

 0時を回った。私は黒い服に着替えて装備を入れた袋を抱えて文化住宅に入る。懐中電灯の光が真っ暗な建物の中を照らす。鉄板に手をかける。重いのではなく動かない。ナイフを差し込んでみる。やはり仕掛けがあった。それからは簡単に動いた。階段が続く。
 降りておくと扉があるが鍵はかかっていない。薄暗い安全灯が付いている。案外広いスタジオだ。ステージの周りに椅子が円形に50席ほど並んでいる。ステージの上には大きなガラスの箱にシートが被されている。ステージの裏に小部屋がある。その横に通路があってドアが並んでいる。4つもドアがある。
 どのドアも鍵が掛かっている。3つは閉まっていたが一番奥のドアが開いている。部屋はシングルのベットが2つ並んでいる。ここにスタッフや女優を泊めるのだろうか。中にはシャワー室もある。
 壁の向こうから人の呻き声がする。壁に耳を付ける。
 これは呻き声じゃなくて喘ぎ声だ。よく聞きなれたヒロの声だ。抱いているのは3人の男の誰かか。
「気持ちいい?」
 エリの声だ。エリがここにいる。
「彼のはどうだった?」
「凄きいい!」
「彼に少し前にアナルを初めてしてもらったけど、チェリーが教えたのね?」
「はい」
「好き?」
「はい。でも昔は相手にされなかったのです。フェラだけの仲間たちの道具だったのです。彼もその一人」
「悲しいね」
「でも今は女らしくなって愛してくれている」





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テーマ : ミステリ    ジャンル : 小説・文学
  1. 2018/08/25(土) 06:57:59|
  2. ミステリー
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Author:yumebito86866
夢人です。これは『空白』に繋がる作品ですが、これは段ボール箱の住人ではありません。今回書下ろしで書き始めました。ここに登場する人物はみなどこかで触れあった人物ばかりです。そして知った事実がこの小説を書かせました。

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